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【ゴーン・ガール】原題:"Gone girl" クラス開講日:2015/5/1 ④


前回の続きです。 ニックは自分が経営している“The Bar”という名のバーに向かいます。双子の妹マーゴは共同経営者です。 --------------------------------------------------- Margo Dunne: Well, the Irish prince graces us with his presence. 「王子さまの登場ね」

マーゴがシンクの水を手に付け、ニックの顔にはじき飛ばします。 Nick Dunne: His majesty prefers not to be moistened. I got you a present. 「“陛下”は濡れるのが嫌いじゃ」「プレゼント持ってきた」

ニックはそう言って、家から持ってきたゲーム盤"Mastermind"をカウンターに置きます。 Margo Dunne: Oh. I hated this game. 「これ 大嫌い」

Nick Dunne: You loved it. 「好きだったろ」

Margo Dunne: You loved it. Thank you. I'll add it to the collection. 「それは兄さんの方」「ありがと」「コレクションに加えておくわ」

--------------------------------------------------- マーゴは“You loved it.”の“You”をやや強調して「それはあなたの方でしょ」という感じを出しています。未来形にすれば、何かをおススメするときに使えそうですね。好きなレストラン、本、映画などをおススメするときに使ってみてはいかがでしょうか。“You’ll loved it.”(きっと気に入ると思うよ!) 彼女は"Mastermind"を棚に放置されている他のゲーム盤に積み重ねます。

"Mastermind"は、2人で行う暗号解読ゲームのことで、ひとりが“the codemaker”(暗号を考える人)、もうひとりが“the codebreaker”(暗号を解読する人)になって行います。以降、映画の中で描かれるニックとエイミーの関係性をほのめかしていると講師のBrianさんが解説してくれました。

まさに、そのとおりですね。 (つづく) ★今日の表現:You’ll loved it.(きっと気に入ると思うよ!)

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