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【わたしに会うまでの1600キロ】原題:Wild①  クラス開講日:2016/3/4


2016年3月の課題映画です。

原作はシェリル・ストレイドの自叙伝” Wild: From Lost to Found on the Pacific Crest Trail” (2012 US)。

母の死後、自暴自棄になり堕落した生活を送っていたシェリルは、ふとしたきっかけからPacific Crest Trail(略称PCT)という長距離自然遊歩道を1600キロにわたって一人で歩くことを決意します。

3/4のクラスでは、長距離ハイクの途中、食料が底を尽いたシェリルが農作業中の男フランクに助けを求める場面が取り上げられました。

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★今日の表現:No offense.

(気をわるくしないでね)

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フランクの車の中。シェリルは彼が農作業を終えるのを待っています。

作業を終えたフランクは運転席に乗り込んできて、言います。

All right. I've been thinking. You can come back to my place for a hot dinner and a shower.

(いっしょにおれの家に来て、温かい食事でもどうだ? シャワーも使っていい)

フランクの家では彼の妻が夕食を用意して待っています。

フランクはシェリルにディナーのテーブルに着くよう促します。

Well you just gonna stand there?

(そんなとこに突っ立ってないでさ…)

汗と泥とほこりにまみれたシェリルが座ろうとする時、フランクの妻が古新聞を椅子のクッションにかぶせながら言うセリフが今日の表現です。

Hold on, sweetheart, no offense.

(ちょっと待って、気をわるくしないで…)

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sweetheart:親しい人への呼びかけ。通常は配偶者や恋人に対して使われるようですがフランクの奥さんは親しみを込めてシェリルに使っています。

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“no offense”は相手にとって失礼にあたるかもしれない(だけどそれは正しい)ことを言わなければならない時によく使われる表現です。

「悪気はありません。ですから、気をわるくしないでほしいのですが…」というニュアンスです。

例えば、あなたの家にたばこを吸いながら土足で上がってこようとする友人に対して…

No offence, but please take off your shoes and no smoking here.

(わるいけど、靴脱いでもらえる? あと、ここ禁煙なんだ)

一方、“No offence” への答え方としては“Non taken”があります。

「オッケー(あなたの言ったこと全然気にしていませんよ)」といったニュアンスです。

このほかにも、“No problem”や“That’s okay”といった答え方があるとBrianさんが解説してくれました。

いかがでしょうか?

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