今回取り上げられたシーンは、一度は女優の夢を諦めたミアが、セブに説得され再びオーディションを受ける場面でした。
ミアは、夢追い人だった叔母について歌います。
My aunt used to live in Paris
I remember that she told us she jumped in the river once, barefoot
She smiled…
leapt without looking
And she tumbled into the Seine!
The water was freezing
she spent a month sneezing ,
but said she would do it, again
私のおばはパリに
帰郷するとパリの話をよくしてくれました
覚えてます セーヌ川へ跳び込んだ話を 裸足で
笑顔を浮かべ
ジャンプした 下も見ずに
そして落ちていった 水中へ
水は凍える程ほど冷たく
おばは1ヶ月もクシャミ
でもまた飛び込むと言った
”leapt without looking”の"leapt"は"leap"の過去形で、
ここでは「下も見ずにジャンプした」と訳されています。
"Look before you leap"(転ばぬ先の杖)などのことわざ表現でも使われます。
また、この曲“Audition (The Fools Who Dream)”では美しい英語の韻が多用されています。
例えば、
freezing(凍える)とsneezing(クシャミ)
ache(痛み)とmake
feeling(感情)とceiling(天井)
frame(額)とflame(炎)
rebels(反逆者)、ripples(さざ波)とpebbles(小石)
などです。