12/1 の「ライオン」1回目クラスでは、主人公サルーが友人たちに自分は「迷子」であることを告白するところから始まるシーンが取り上げられました。
自分のsurname(名字)も知らず、住所さえもうろ覚えでしかないという彼に、友人たちはこうアドバイスします。
PRAMA : Have you heard of this new program Google Earth? It’s incredible; you can find anyplace from anywhere. グーグルアースっていう新しいプログラムを知ってる? すごいのよ、地球上の何でも探せる。
BHARAT : Listen to me. We can find out how fast passenger trains went back then. We take that speed, multiply it by the hours you were on the train, that’s it. We create a search radius . And inside there you’ll find the station with the rain tank.
いいか、当時の汽車の時速を調べるんだよ。その速度に乗ってた時間を掛ける。するとサーチする半径ができる。その範囲内で給水塔のある駅を探すんだ。
また、「張り紙などして親は探さなかったのかい?」と尋ねるサミに、サルーは母について説明します。
SAROO : My mom couldn’t read or write. 母は文盲だった
SAMI : What did she do? 仕事は何を?
SAROO : A laborer. She carried rocks. 肉体労働者だ。石を運んでた。
SAMI : Your mom? お母さんんが?
BHARAT : Hey, Just... おい、もう…
最後のバラットのセリフは、失礼なサミの発言をたしなめるように言った言葉です。”Hey, Just…”の省略部分を言うとすれば、”Hey, Just shut up.”(おい、もうよせよ)であると思われます。
今回のシーンはインド・アクセントの英語が多く、皆さん聞き取りに苦労されていたようですが、ネイティブ以外のアクセントに慣れる、よい練習になったのではないでしょうか?