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【ドリーム】1回目クラス


3/2 の「ドリーム」1回目クラスでは

主人公キャサリンが ”The Space Task Group"に着任する初日を描いた場面が取り上げられました。

まずキャサリンは上長のルースに対して着任の報告をします。

"Mr. Harrison’s computer reporting."(ハリソンさんの計算係です)

文末で使われる"reporting" は "reporting for duty"のことで、「勤務場所に到着して仕事を開始できる状態になること」を指し、講師ブライアンさんによると新しい任務に着任するときの決まり文句だそうです。

初の黒人職員であるキャサリンは、同僚たちから冷たい視線を投げかけられます。上司についても”Mr. Harrison won’t warm up to you.”(ハリソンさんはあなたを歓迎するわけじゃないから)と告げられます。ここで言うwarm upは、be friendly の意味です。

ところで、今回の場面で頻繁に出てくる”computer”という単語。

これは機械のコンピュータではなく、人間のことを指していることにお気付きでしょうか? IBMが登場する以前は computer = a person who solve math problems だったとブライアンさん解説してくれました。つまりここでは「計算係」のことです。

例えば、計算係の到着を待ちわびていたMr. Al Harrisonのセリフ

"what’s the status on that computer?” は「計算係の件はどうなってる?」と訳されるでしょう。

また、2ページ15~16行目のMr. Al Harrisonのセリフ

"I think that’s pretty reasonable given we’re putting a human on top of a missile, shooting him into space, and it’s never been done before.” (字幕: 史上初めてミサイルで人間を打ち上げるんだからな)

ですが、ここで使われる”given”は、ブライアンさんによると

”considering the fact that (~を考慮に入れると)” の意味で接続詞的に使われ、「史上初めてミサイルで人間を打ち上げるんだから(彼らが我々の仕事について聞きたがるのも)無理はない」という意味になるそうです。

そして最後に、2ページ23~24行目の ”Amen”ですが、"I agree (その通りです)"のように同意・賛成を示す言葉で、教会での牧師の問いかけに対して聴衆が答える"call & response"の場面でよく使われる表現だそうです。字幕では「意義なし」と訳されています。なお、英語の発音は「アーメン」ではなく「エイメン」と聞こえます。

その他の単語など 

・custodian : 清掃員

・spot on : 全く正しい(=correct, no mistakes)

・classified : 極秘文書、機密

・clearance : 機密情報取扱許可

*All the script and photos listed here are intended to be used for educational purposes only.

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