【ビジネスにおける成功の秘訣:”persistance”(粘り強さ)の語源とは?】
Brianさんから新しいランゲージ・ノートが届きました。
『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』でレイ・クロックが語る成功の秘訣:”persistance”(粘り強さ)。その語源をみなさんはご存知でしたか? 参考対訳も付けました。あわせてご覧ください!
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How the heck does a 52-year-old, over-the-hill milkshake machine salesman build a fast food empire with 1600 restaurants, in 50 states, in 5 foreign countries, with an annual revenue of in the neighborhood of $700,000,000? One word: persistence.
--- Ray Kroc, The Founder
Persistence was the mantra of the late Japanese alpinist Nobukazu Kuriki, who died earlier this year during his 8th attempt to summit Everest. A popular motivational speaker, Kuriki stressed the importance of “standing firm permanently”, one definition of persistence given by the Random House Dictionary.
The root of persist, “sist(ere)”, means “to stand” in Latin and is also seen in the words resist, insist, consist, and desist.
Thank you for persevering to the end of this edition of Language Notes.
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52歳の盛りを過ぎたミルクシェイクマシンの営業マンが、どうやって50の州と海外5か国に1600店舗を拡大し、およそ年間7億ドルの収益をあげるファスト・フード帝国を築いたのか? ひとことで言えば”粘り強さ”だ。 ---レイ・クロックのセリフ 『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』---
”粘り強さ”は今年5月に8度目となるエベレスト登頂に挑戦しながら帰らぬ人となったアルピニスト栗城史多さんの信念でもありました。講演者としても支持を得ていた栗城さんは “standing firm permanently”(どこまでも信念を貫くこと)が大切だと強調していました。ランダムハウス英辞書によれば、これは”persistance”のひとつの定義でもあります。
“persist”の語源は、ラテン語で“to stand”(立つ)を意味する“sist(ere)”です。resist[抵抗する]、insist[主張する]、consist[成り立つ]、desist[停止する]なども同じ語源から派生していることがお分かりでしょう。
今回のランゲージ・ノートを最後まで”粘り強く”読んでくれてありがとうございます!