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知ったかぶりって思われたくないから

10/21(金)のクラスで取り上げた表現「know-it -all(知ったかぶり)」を覚えていますか? 「pet peeve(イラっとくるもの)」の例でしたね。


I hate it when people display a know-it-all attitude.(知ったかぶりする人って大嫌い)


のようにネガティブな例にあげられることが多いです。


『アデライン、100年目の恋』The Age of Adaline (2015 US)という映画の中に登場する「わたしは知ったかぶり(know-it -all)が好きよ」というセリフを紹介します。意外にもポジティブな使われ方ですよ。


青年エリスと主人公アデラインがニューイヤーズパーティで出会い、エレベーターの中で自己紹介し合う場面。


「僕はエリス」


「由来は島の名前?」 とアデラインがたずねるとエリスは違うと答えます。


「わたしはジェニー」とアデラインは偽名を教えます。


「有名な詩の?」とエリスは質問し、リー・ハントの詩Jenny Kiss’d Meを暗唱します。


「誰の詩?」と興味を示すように笑いながらアデラインが訊ねます。


「たぶんロマン派の誰か」とエリス


「たぶんなんだ」とアデライン


「実は知ってるんだけど…」エリスはあわてて前置きをして続けます。


But I don’t want to come across like a know-it-all.

「知ったかぶりって思われたくないから」


Too bad I adore know-it-alls.

「残念ね わたしは 知ったかぶりが好きよ」とアデラインは言いながらエレベーターを降りていきます。


ふつうはこれをきっかけに2人は恋に落ちるかと思いきや、アデラインはそれを避けようとします。彼女には誰にも言えない秘密があるのでした…


『アデライン、100年目の恋』The Age of Adaline は2023年の2月に教材として取り上げます。


Please check it out.







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