Movie Night 2025 ランキング Top 3
- 3月15日
- 読了時間: 4分
更新日:7 日前
2025年のMovie Night で上映した12本の中から、イングリッシュネイティブ・スピーカー3人を含む22人(男性10名・女性12名)がひとり3本以内ずつ選び集計した結果を発表します。

Top 3(4作品)は以下の通りです。

1位 PERFECT DAYS
12票を獲得して1位に輝きました。投票者の割合は、男性10人中7人、女性12人中5人。推定年代別でみると、50代の支持が5票、60代と40代が3票ずつ、30代が1票でした。この映画に投票した女性の4割が『狼たちの午後』と『ONCE ダブリンの街角で』、男性の7割が『サイドウェイ』一緒に選んでいます。また、イングリッシュ・ネイティブスピーカー3人すべてが『PERFECTDAYS』と『サイドウェイ』を同時に選んでいました。上映後の反応はポジティブな反応が多かったですが「好き」「嫌い」がはっきりと分かれました。支持者の多くはこの映画を絶賛しています。批判的な意見で多かったのが「何が言いたいのかわからない」というものでした。
2位 教皇選挙
9票を獲得。投票者の割合は、男性10人中5人、女性12人中4人。推定年代別でみると、60代以上の支持が5票、50代3票、30代が1票でした。『教皇選挙』と一緒に『PERFECTDAYS』を5人が、『フリーダム・ライターズ』と『サイドウェイ』をそれぞれ2人が選んでいました。イングリッシュ・ネイティブスピーカー3人のうち2人がこの映画を選んでいます。
3位 フリーダムライターズ
7票を獲得。投票者の割合は、男性10人中2人、女性12人中4人。推定年代別でみると、60代以上の支持が2票、50代4票、40代が1票でした。同時に選んだ作品としては『ミザリー』が3人、『ペギー・スーの結婚』と『教皇選挙』がそれぞれ2人でした。鑑賞会では否定的な意見はなく、全員がポジティブに評価していました。教育関係者の間では比較的知られているようですが、ほとんどのメンバーが知らなかったとコメントしていました。隠れたおすすめの秀作です。
3位 サイドウェイ
7票を獲得。投票者の割合は、男性10人中6人、女性12人中1人。推定年代別でみると、60代以上の支持が2票、50代2票、40代が3票でした。男性からの支持が多い反面、女性からはこの映画を嫌悪する意見が複数寄せられたのが印象的でした。ネガティブな感想の理由は、メイン・キャラクターの男2人が情けないという点で、特にジャックの行動が許せないというものでした。この映画と同時に「PERFECTDAYS」が支持される傾向にあります(5人が一緒に選んでいます)。
国内映画誌でのランキングとの比較
「SCREEN」と「キネマ旬報」によるランキングでそれぞれ2位と1位に選ばれた『ワン・バトル・アフター・アナザー』は先日(日本時間:2026.3.16)の第98回アカデミー賞で作品賞を含む6冠に輝きましたね。『ワン・バトル・アフター・アナザー』もアカデミー賞発表1週間前にサークルの仲間や友人たちと鑑賞会を行いました。反応は賛否混在でしたが比較的好意的な意見が多かったです。なお、この作品はシネマ・イングリッシュ5月のレッスンで取り上げます。


「SCREEN」と「キネマ旬報」のランキングでも高く評価されている『アノーラ』と『サブスタンス』はMovie Nightでも取り上げましたが参加者からあまり支持されませんでした。Movie Nightランキングでは『サブスタンス』4票、『アノーラ』はわずか2票という結果になっています。どちらも「過激」かつ「やり過ぎ」という感想が多く、『アノーラ』はエンディングの意味がわからない、『サブスタンス』に至っては「途中で鑑賞を止めた」という反応もありました…。素晴らしい映画なんですけどね。
ちなみに今回のランキングに投票してくれた22人に「過去1年で劇場鑑賞した映画数」をたずねたところ、1~2本が10人(うち3人が「国宝」1本)と最も多く、0本が4人、3~4本が3人、5本以上が5人という回答でした。日本の一人当たり劇場映画鑑賞本数の全国平均値は1.2回で推移していると言われていますので、まだ高い方でしょうか。
5本以上を劇場鑑賞している人の投票結果を見ると『サブスタンス』『アノーラ』『シンシン/SING SING』『ONCE ダブリンの街で』といった作品を好む傾向が見られました。
『PERFECTDAYS』に投票した12人中9人は過去1年で劇場鑑賞した映画が3本以下でした。したがって劇場映画鑑賞本数と『PERFECTDAYS』への投票数の因果関係はないようです。『PERFECTDAYS』は広く受け入れられる映画であると同時に「どんなに説明されても良さがさっぱりわからない」という意見が一定数ある、というのが実感としてあります。
今年も新作、話題作、問題作、永遠の名作、日の当たらない名作など注目に値する映画を観ながら、英語の筋肉を鍛えましょう!
2026年のランキングはどんな結果になるか楽しみです!

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