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デミ・ムーアの”ヤバすぎる”渾身の演技!「使用上の注意」を守れない女が破滅する姿を描く『サブスタンス』

  • 執筆者の写真: Cinema English
    Cinema English
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

今年もカンヌ国際映画祭(2025/5/13 – 5/24)が始まりましたね。

昨年のカンヌで脚本賞を受賞した『サブスタンス』(The Substance)がようやく日本でも公開されました。5/16(金)の公開日を待ちきれず、前日に行ってきたユナイテッド・シネマ新潟で開催された「前夜祭」をレポートします。


満員で盛り上がるかと思いきや、観客は20人ほど…少なめでした。


「スゴかったね」「笑うしかないね」「あそこまでヤラれるとね」「デミ・ムーア、ヤバすぎでしょ!」


劇場を後にする時、上記の感想と共に笑い声がこぼれていましたね。緊張が一気に解けた時のように…


「若さ」に取り憑かれた元スター女優エリザベスを演じるのは『ゴースト/ニューヨークの幻』のデミ・ムーアです。

エリザベスが闇サイトで手に入れようとする”サブスタンス”とは?

映画は「使用上の注意」を守らなかった彼女が破滅していく姿を描いています。


監督・脚本・製作はパリ出身の女性コラリー・ファルジャ(Coralie Fargeat)。

「若さ」に囚われた人間の悲喜劇という古典的なストーリーにさまざまなジャンル(ドラマ、サスペンス、SF、ホラー、コメディ)をミックスして、”ぶっ飛んだ”映画を作り上げました。「見た目が10割」的なルッキズムに対する観客の批評眼を刺激する部分も見逃せません。これが2017年の『リベンジ』(これも”ぶっ飛んだ”映画でした)に次ぐ長編映画2作目。今後の作品が楽しみです!


なおこの映画は過激な描写や卑語を含むため、日本で「R15+」指定(15歳未満の入場・鑑賞禁止)、米国では「R」指定(17歳未満の入場・鑑賞禁止)です。ちなみに、過激なのは性描写や暴力シーンではありません。


先着入場者特典として「サブスタンス 接種証明書」がもらえるようです。

劇場へ急ぎましょう!



新潟市では2つの劇場で公開中です。


ユナイテッド・シネマ新潟


AEON CINEMA 新潟西




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