Thank you, Little Richard (Dec 5, 1932 - May 9, 2020).
"Tutti Frutti"を聴くと想像できます。 1955年リトル・リチャードが聴衆に与えたインパクトのすごさを。
黒人と白人両方のスターになったことも理解できますね(私生活では人種差別を受けましたが…)。
ビートルズをはじめローリングストーンズ、ボブ・ディラン、プリンス、エルトン・ジョンなど数多くのアーティストが憧れたということも分かります。
"Long Tall Sally"を歌詞の主人公になったつもりで聴くと… 笑えて、楽しくなって、あれれ~、心のモヤモヤも吹き飛んでしまいます! 身体が勝手に踊りだす~! エブリシング・イズ・オールライト! ありがとう、そして安らかに リトル・リチャード。
———————————————— Long Tall Sally (1956)
Gonna tell Aunt Mary 'bout Uncle John He claim he has the misery but he’s havin’ a lot of fun Oh baby, yeah baby, woo baby Havin’ me some fun tonight, yeah
ジョンおじさんのことメアリーおばさんに言いつけちゃおうっと 悲惨だよっていうわりには おじさん かなりお楽しみだもん なんか今夜は面白くなりそうだぜ イェーぃ!
Well, long tall Sally, she’s built for speed※1, She got everything that Uncle John need Oh baby, yeah baby, woo baby Havin’ me some fun tonight yeah
でさ サリーは背が高くて セクシーな体つきで ジョンおじさんが求めるすべてを備えてるって感じなんだよ なんか今夜は面白くなりそうだぜ イェーぃ!
Well, I saw Uncle John with bald head Sally※2 He saw Aunt Mary comin’ and he ducked back in the alley Oh baby, yeah baby, woo baby Havin’ me some fun tonight, yeah ow
でさ ジョンおじさんと一緒に歩いていたサリーはなんとスキンヘッド! メアリーおばさんがこっちに向かって歩いてくるのが見えて おじさんあわてて身を返して路地にかくれちゃった! なんだか楽しい夜だね イェーぃ!
We gonna have some fun tonight, We gonna have some fun tonight, woo Have some fun tonight, everything’s all right, Have some fun, have me some fun tonight
今夜は楽しむぞ~! ホーッ! 今夜を楽しく過ごそうよ それで万事OK!
※1 built for speed:アフリカ系アメリカ人の言い方で「セクシーな」を意味する。リトル・リチャードは何度も歌っているうちにこの部分を"built sweet",と変えて歌うようになった。ビートルズのカヴァーバージョンでは"built pretty sweet"と歌われている。
※2 bald head Sally:この部分から実はサリーは男だった、とも取れる。リトル・リチャードはゲイだったことを考えると、この部分は同性愛的なほのめかしと思えないこともない。ビートルズ版ではこの表現はカットされている。
Little Richard – Long Tall Sally / Tutti Frutti
The Beatles – Long Tall Sally(1964)
ザ・ドリフターズ– Long Tall Sally ビートルズ来日公演のオープニングアクト(1966)
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